ひとりからでも入れる労働組合、青年ユニオンの委員長してます


by ssu-i
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帰りーたーい、帰れーなーいー♪

こないだ、派遣社員の残業について書いたときに、
残業を命じれるのは
派遣の場合には、派遣先の指揮監督者
#請負の場合には、請負{受注}会社の指揮監督者
と、
書きました。

そして、36協定というのを派遣社員は派遣会社(派遣元)との間で書面で決める必要もあると書きました。
この《36協定》ってのは、何かというと。
残業の上限を決める協定です。

労働基準法は、第32条で
「(労働時間)
第三十二条
 使用者は、労働者に、
休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、
労働させてはならない。
○2  使用者は、一週間の各日については、
労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、
労働させてはならない。」
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO049.html

と決めています。でも、同じ労働基準法の第36条に、
「第三十六条
 使用者は、当該事業場に、
労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、
労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては
労働者の過半数を代表する者との書面による協定をし、
これを行政官庁に届け出た場合においては、(後略)」
と、
決めています。この第36条の「協定」のことを《36協定》と呼びます。


それで、今日のポイントですが、
この36協定、派遣社員の場合は、派遣元の営業所ごとに労働者代表を選んで決める!となっています。
派遣先、ではなくて
派遣元、の営業所ごとです。
だから例えば
大阪に本社があって、
滋賀に営業所が1つあって、
その滋賀営業所から県内に50個とか派遣先がある場合。
その50個の派遣先ごとでなくて、50個の派遣先に派遣されている派遣スタッフ全員
プラス
常用雇用などで派遣先に派遣されていないけど、派遣会社と雇用関係にある派遣スタッフも
派遣会社の営業や事務の社員も全員含めて、
その全員に
「残業の限界をきめる36協定を会社と話し合うための代表を選ぶ」けど、
「誰がいいと思う?」
「あと、自分らどのくらいまでやったら残業できる?」
と、意見を聞くことが必要になります。

まあ、考えてみれば、
派遣先企業と派遣元が労働者派遣契約を結ぶ最初のときには、
この36協定がないといけないわけで。
最初は、まだ派遣スタッフが一人もいないんだから、
残業の上限を決められない=残業させられない
って、なってしまうから
派遣先ごとに残業の上限を決めるってのありえないわけです。


就業規則もそうですが、残業上限規定の《36協定》も派遣元!
派遣社員で働く人は要チェック!文書ですよ!
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by ssu-i | 2010-03-07 22:31 | 派遣法Q&A