ひとりからでも入れる労働組合、青年ユニオンの委員長してます


by ssu-i
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本来、想定されていた派遣社員の理想像、スーパー派遣社員?

エキサイトブログで「派遣」のキーワードをひさびさに検索、ぽちっと。
すると、二つ同じようなブログが!なつかしい(個人的に)日商簿記のPRブログでしょうか

篠原涼子のようなスーパー派遣社員になりたければ日商簿記の資格を取ろう
↑、そのうちの一つです。

その中に、「本来」想定されていた派遣社員は、
と書いてあり、つづけて、TVドラマ『ハケンの品格』で篠原涼子さんが演じたスーパー派遣社員であると
そういう内容が書いてあります。

#先に書きますが、『ハケンの品格』はドラマとして面白く観ていました。また、スーパーでないハケン社員の悩みや実態を描き出していました。
#また、日商簿記は、会社経営のお金の流れを理解・作業するときに助けになる知識だと思います。

で、スーパー派遣社員ですが、
経団連という経営者(大企業の方が中心)さんたちの団体が、1995年に発表した「新時代の『日本的経営』」では、専門職ではなくて、派遣社員は一般職とか販売とか、そういうものを想定していた(ここでの建前でも)ことがわかります。


資料:日経連による「新時代の『日本的経営』-挑戦すべき方向…」
↑さがしたら、このブログの記事がまとまっていて、いいかと。
「新時代の日本的経営」で検索すれば、本文にはなかなかですが、概要をさまざまな方が論じているサイトがみつかります。


また、社団法人 日本人材派遣協会が2006年5月に発表した
「労働者派遣法抜本改革研究報告書」では
https://www.jassa.jp/association/special_bk/special005_fil.html
日本における労働者派遣法は「派遣を常用雇用代替としない」にくわえて「派遣は、人材の提供でなく役務の提供である」という趣旨で、制定されている
ことがわかります。
#そのどちらにもこの協会は疑義を呈していますが

なんでもできるスーパー派遣社員ではなくて、
日本の派遣法は、「これならできる」という役務の提供を、派遣先企業から派遣元が依頼されて提供する
という構図を、想定しています。
しかも、期間限定で、です。

だれが想定しているのでしょうか?
経理は、期間限定ではなく、日常的な会社経営に必要な業務ではないでしょうか?
派遣は、”人”を送りこむのではなくて”仕事”に対してされるものではないでしょうか?

派遣は、人貸し業だと、勘違いした派遣先とかが、あとは自分たちの思い通りに働かせられると、無法の限りをつくして、しかし雇用責任は取らんと派遣切りをしました。
名目は「専門」業務だとして、お茶くみを日常的にさせていたりもしました。
派遣社員が、有給休暇をとったりした場合には、代わりの派遣社員が休暇中の業務をすべきでしょうが、どのくらいの派遣先・派遣元で日常的にその対応ができているでしょうか?
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by ssu-i | 2010-06-11 12:12 | 派遣法Q&A