ひとりからでも入れる労働組合、青年ユニオンの委員長してます


by ssu-i
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報道から見える派遣の実態。派遣先にも使用者責任あり!

セクハラ放置は、使用者責任がある、と派遣先企業に賠償認める(セクハラした加害者にでなくて)判決のようです。
あと、専門業務だから、と一年も二年も超えて働かせていたのは、じつは専門性はみとめられない、と派遣法違反を労働局が指導した記事つづけて↓

社会総合 - エキサイトニュース年金機構が派遣法違反 東京労働局が是正指導

社会総合 - エキサイトニュース工場でセクハラ 奈良地裁が賠償命令

詳しいことを、これらの事件については知らないので、まちがっていたらご連絡ください。

とにもかくにも、
派遣先というのは、
自分とこの都合や、自分とこ定義で、派遣を受け入れて、
派遣スタッフを、
あまり人間あつかいしていない実態を、ちらほら耳にします。

派遣社員は、派遣法上は「苦情」を派遣先にも派遣元にも、どちらに申し出ることができます。
その「苦情」に対しては、派遣先と派遣元が協議をして改善策を検討して、その結果を経過もふくめて派遣スタッフ当人に伝えなあかんと、
そうなっています、法律上は。
これは、
ふつうのパートや契約社員や、正社員よりも手厚い「保護」が制度として決まっているということです。
なにせ、派遣社員の言った「苦情」は、法律上は経過もふくめて対応をすべて逐一、台帳に記録しなければいけない、と義務づけられているんです。
が、
なぜ、
派遣社員にかぎって、こんな手厚い保護があるかというと、
それは、
派遣スタッフの苦情は、派遣先にも派遣元にもスルーされてほったらかしにされることが予想されたからです。
予想された
というより、
過去の派遣業(労働者供給事業=人貸し、口入業)において、そういう非道なことが横行していた事実があったから、
それを「厳しく」規制したということですよね。

派遣先企業には、
いい加減、えりを正していただければと思う次第です。
「うちは、しっかりやっている」というとこ、もちろんあると思います。
問われているのは、「しっかりやっていない」企業の違法、無法をどう社会的に取り締まるか、です。
「しっかりやっている」企業の方々は、そこに知恵をしぼっていただきたいと思います。
アイデアがあれば、ユニオンとか(行政とかにも)にも教えてもらえれば嬉しいですね。
あ、
あ、
ひとつだけ言っておくと、『優良』派遣業を、表彰しても無意味だと思います。
そこの評判が高まれば、そこに仕事はある程度は集まるかもしれませんが、
優良じゃなくてもいいから、当座必要な業務をこなす人材が、当面必要最低限集まればいい、
ややこしいことが苦手
だから、
多くの企業が適当な派遣業者をつかっている実態があるからです。
優良な派遣業者が生き残っているのが現状ではなくて、
たまたま「声をあげて、勇気を出して、告発した」派遣スタッフがいた派遣業者が退場していっているだけだと思います。
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by ssu-i | 2010-06-16 15:03 | 派遣法Q&A