ひとりからでも入れる労働組合、青年ユニオンの委員長してます


by ssu-i
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

<   2010年 03月 ( 13 )   > この月の画像一覧

こないだ、派遣社員の残業について書いたときに、
残業を命じれるのは
派遣の場合には、派遣先の指揮監督者
#請負の場合には、請負{受注}会社の指揮監督者
と、
書きました。

そして、36協定というのを派遣社員は派遣会社(派遣元)との間で書面で決める必要もあると書きました。
この《36協定》ってのは、何かというと。
残業の上限を決める協定です。

労働基準法は、第32条で
「(労働時間)
第三十二条
 使用者は、労働者に、
休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、
労働させてはならない。
○2  使用者は、一週間の各日については、
労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、
労働させてはならない。」
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO049.html

と決めています。でも、同じ労働基準法の第36条に、
「第三十六条
 使用者は、当該事業場に、
労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、
労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては
労働者の過半数を代表する者との書面による協定をし、
これを行政官庁に届け出た場合においては、(後略)」
と、
決めています。この第36条の「協定」のことを《36協定》と呼びます。


それで、今日のポイントですが、
この36協定、派遣社員の場合は、派遣元の営業所ごとに労働者代表を選んで決める!となっています。
派遣先、ではなくて
派遣元、の営業所ごとです。
だから例えば
大阪に本社があって、
滋賀に営業所が1つあって、
その滋賀営業所から県内に50個とか派遣先がある場合。
その50個の派遣先ごとでなくて、50個の派遣先に派遣されている派遣スタッフ全員
プラス
常用雇用などで派遣先に派遣されていないけど、派遣会社と雇用関係にある派遣スタッフも
派遣会社の営業や事務の社員も全員含めて、
その全員に
「残業の限界をきめる36協定を会社と話し合うための代表を選ぶ」けど、
「誰がいいと思う?」
「あと、自分らどのくらいまでやったら残業できる?」
と、意見を聞くことが必要になります。

まあ、考えてみれば、
派遣先企業と派遣元が労働者派遣契約を結ぶ最初のときには、
この36協定がないといけないわけで。
最初は、まだ派遣スタッフが一人もいないんだから、
残業の上限を決められない=残業させられない
って、なってしまうから
派遣先ごとに残業の上限を決めるってのありえないわけです。


就業規則もそうですが、残業上限規定の《36協定》も派遣元!
派遣社員で働く人は要チェック!文書ですよ!
[PR]
by ssu-i | 2010-03-07 22:31 | 派遣法Q&A
政府の派遣法改正案で抜け穴とされる「常用型派遣」。

その実際の問題点を指摘した、日本共産党の志井和夫委員長の国会質問。

パナソニックの!
草津工場の!
常用型派遣の!
派遣社員の!
給与は!
と、統計調査だけでは実感しづらい派遣の問題を具体的に実例で追及しました。


まあ、こうやって具体的に〇〇の工場!とか挙げると、
やっぱり担当の監督官庁は、事実調査をしに行くんですが。


3/7付けの滋賀民報、
その労働局の立ち入り検査の日にちが
事前に流されていて
臨検を受ける部門は、「要注意」と!
実態隠し
を容認するような対応がされていたことが
内部文書で明らかに!と、記事にされていました。


こんな風に
『名ばかり臨検』

行われていた
ってのは、事実なんでしょうか!
[PR]
by ssu-i | 2010-03-06 23:59 | よもやま

派遣社員の残業制限

あるK市のラインで働く派遣社員から、別の相談の合間に聞いた話ですが。
「あたしらの(派遣会社)との契約は、そんなんじゃないのに。現場の社員から『お前らの定時は9時までやろ、それまで残れ!』って、言われて。わけわからんし、腹立つ。でも生産目標の数あがってないし、残業しますけど…」


残業は
◆超過勤務◆
あらかじめ決まっている就業時間を超えて働け!と命令されて働くことです。

派遣社員の場合は、この残業しろ!って命令をするのは派遣先の会社の人になります。
(請負の場合は、請負{受注}会社の人しかダメ。発注した会社の人が残業しろって言うと偽装請負の可能性高し)

でも派遣社員に残業しろっていうのには二段階プラス法律の制限があります。
ひとつは、派遣先と派遣元が契約した派遣労働契約の中で明記が義務づけられた時間。これは、派遣社員には文書かメールかで「就業条件」として、派遣先に行くことを了解する『前』に見せることが、派遣会社に義務づけられてます。

もうひとつは、派遣会社とそこの会社の派遣社員たちと派遣でない社員の間で決める「36協定」の時間制限。

派遣社員の36協定は、監督官庁の通達で、派遣会社と雇用関係にある労働者すべての内から選ばれ過半数以上から認められた代表が、会社(使用者)代表と合意し、協定を作成し、労働者すべてに周知して、労基署に届け出て、成立します。


会社の経営者や株主たちが、かってに決めて、イヤなら辞めろ、と押し付けると「労基法違反」だったり不当労働行為だったり、罰金もだされたりする犯罪行為です。


かつてはほとんどの企業で、
いまも多くの企業や事業所で、

話し会わずに、書面で決めずに残業命令がされてますが、
それはブー!です

たとえてサッカーでいうなら、レッドカードで使用者は即、退場です。


派遣会社は、自分のとこの事業所ごとにすべての社員とすべてのスタッフとパートも含めた中からの労働者代表と36協定を(労基法の制限に基づいて)決めましょう。


残業にならない基本の勤務時間は、
一日8時間
一週間40時間
まで!

◆仕事は一日8時間◆

派遣先の会社の人が、残業しろって命令とかお願いとかしてきたら、派遣元の人に何時間まで残業するか、その制限時間をまず確認!返事は、それからです。


人生は一度きり、残業以外の楽しみも人生、大事にしたいものです。
[PR]
by ssu-i | 2010-03-05 08:58 | 派遣法Q&A