派遣社員と契約社員
2010年 04月 06日
派遣社員という選択肢
「社員として同なじように責任もってやってるのに、オレらは交通費ないんですよ」
もう十年近い昔の飲み会で(たしか、自分の送別会飲み会だ)、
後輩がクダをまいていたときの言葉です。
まさか、と思ったのと、
知らなかった、一年以上前に入っていた後輩なのにと、
酔いが一気にさめる思いをしたので、いまも記憶鮮明な思い出です。
さて、契約社員ですが、
派遣社員とは、
カテゴリというか
次元と言うか
レイヤーというか
とにかく、混乱しがちのようで、トラバしましたブログでもどっちの話をしているのか
微妙に書かれていたので、自分なりに整理の意味であげてみました。
契約社員がクローズアップされて、どどどっと増えるのは
2003年の労働基準法「改正」前後です。
このときに、なにが変わったかというと
http://www.zenroren.gr.jp/jp/old/opinion/2003/danwa20030604.html
↑のサイトに、批判的に概要が書いてますが、
以下、上記サイトより引用
「3.しかし、有期雇用契約では、現行法で原則1年とされているものを3年に、例外3年を5年とされ、常用雇用の有期雇用への大規模な置き換えや若年定年制の復活へ道を開く危険性を持つものとなった。有期雇用契約の労働者は、使用者に対して極めて弱い立場にあり「雇い止め」という名の事実上の解雇がまかり通っていることを考えるなら」
以上、引用おわり
期間の定めのある雇い方の上限が「3年まで」OKになったと。
「有期雇用契約」で社員を雇うときに、
「とりあえず、契約社員で3年はたらいてもらって、そのときに正社員になるかどうか決めよか?
と、
できるようになったわけです。
契約社員の「契約」は、有期雇用「契約」の「契約」なんですね。
もっとも、3年たって上司がダメだと思ったら、はいサヨウナラではなくて
http://www.zenroren.gr.jp/jp/old/roudo/d_box/yuuki.html
↑こちらのサイトにあるように、
労働者、使用者双方に、退職する自由、退職させる自由がある形です。
さて、この2003年以前は、ということ直↑のサイトにあるように、
有期雇用「契約社員」は、一年限度でした。
一年を超えるのは、法律違反=労働者を契約で縛り付けるのは人買いみたいでブーだったと。
さらに、
歴史的に裁判の判断基準に「契約更改を「何度も」繰り返せば、有期雇用契約も
実態は、無期雇用=正社員契約になる」というのがあったからみで、
契約社員で、何年も働き続ける状態を意識して、従業員も社長らも避けていたんですかね
つまり、
契約社員の特徴は、契約の期限が「ある」雇用契約を会社と結んでいる人、となります。
派遣社員は、この契約の期限があるパターンもないパターンもあるので、
まあ合体して「契約派遣社員」みたいな呼び方も、まあどうかと…
話は、別というか、先というか、
契約社員と正社員は、契約の期限のあるなしですが、
派遣社員と正社員の違いは?
参照したブログのさらに参照先に、表にしたものがあり、まあ、それでまちがいはないですが。
いざ!
というときの話でいうと、
このブログで、この間から長々と書いていますように、
給料を支払ってくれる会社と
仕事を自分に命令・監督する会社が
別の会社だというのが、最大の違いです。
ほかのことは、
出向社員とか、転籍社員とか、請負社員とか、そういった場合にも違いがあるので、
派遣社員の基本は、そこ、と。
で、派遣社員は労働者派遣法というので、「派遣」とは!と明確な定義が与えられていて、
労働者、使用者双方に、
冷静に読んだら、それはもうビッシリぎっしりな義務を課している雇用契約に基づく仕事の仕方だと。
「社員として同なじように責任もってやってるのに、オレらは交通費ないんですよ」
もう十年近い昔の飲み会で(たしか、自分の送別会飲み会だ)、
後輩がクダをまいていたときの言葉です。
まさか、と思ったのと、
知らなかった、一年以上前に入っていた後輩なのにと、
酔いが一気にさめる思いをしたので、いまも記憶鮮明な思い出です。
さて、契約社員ですが、
派遣社員とは、
カテゴリというか
次元と言うか
レイヤーというか
とにかく、混乱しがちのようで、トラバしましたブログでもどっちの話をしているのか
微妙に書かれていたので、自分なりに整理の意味であげてみました。
契約社員がクローズアップされて、どどどっと増えるのは
2003年の労働基準法「改正」前後です。
このときに、なにが変わったかというと
http://www.zenroren.gr.jp/jp/old/opinion/2003/danwa20030604.html
↑のサイトに、批判的に概要が書いてますが、
以下、上記サイトより引用
「3.しかし、有期雇用契約では、現行法で原則1年とされているものを3年に、例外3年を5年とされ、常用雇用の有期雇用への大規模な置き換えや若年定年制の復活へ道を開く危険性を持つものとなった。有期雇用契約の労働者は、使用者に対して極めて弱い立場にあり「雇い止め」という名の事実上の解雇がまかり通っていることを考えるなら」
以上、引用おわり
期間の定めのある雇い方の上限が「3年まで」OKになったと。
「有期雇用契約」で社員を雇うときに、
「とりあえず、契約社員で3年はたらいてもらって、そのときに正社員になるかどうか決めよか?
と、
できるようになったわけです。
契約社員の「契約」は、有期雇用「契約」の「契約」なんですね。
もっとも、3年たって上司がダメだと思ったら、はいサヨウナラではなくて
http://www.zenroren.gr.jp/jp/old/roudo/d_box/yuuki.html
↑こちらのサイトにあるように、
労働者、使用者双方に、退職する自由、退職させる自由がある形です。
さて、この2003年以前は、ということ直↑のサイトにあるように、
有期雇用「契約社員」は、一年限度でした。
一年を超えるのは、法律違反=労働者を契約で縛り付けるのは人買いみたいでブーだったと。
さらに、
歴史的に裁判の判断基準に「契約更改を「何度も」繰り返せば、有期雇用契約も
実態は、無期雇用=正社員契約になる」というのがあったからみで、
契約社員で、何年も働き続ける状態を意識して、従業員も社長らも避けていたんですかね
つまり、
契約社員の特徴は、契約の期限が「ある」雇用契約を会社と結んでいる人、となります。
派遣社員は、この契約の期限があるパターンもないパターンもあるので、
まあ合体して「契約派遣社員」みたいな呼び方も、まあどうかと…
話は、別というか、先というか、
契約社員と正社員は、契約の期限のあるなしですが、
派遣社員と正社員の違いは?
参照したブログのさらに参照先に、表にしたものがあり、まあ、それでまちがいはないですが。
いざ!
というときの話でいうと、
このブログで、この間から長々と書いていますように、
給料を支払ってくれる会社と
仕事を自分に命令・監督する会社が
別の会社だというのが、最大の違いです。
ほかのことは、
出向社員とか、転籍社員とか、請負社員とか、そういった場合にも違いがあるので、
派遣社員の基本は、そこ、と。
で、派遣社員は労働者派遣法というので、「派遣」とは!と明確な定義が与えられていて、
労働者、使用者双方に、
冷静に読んだら、それはもうビッシリぎっしりな義務を課している雇用契約に基づく仕事の仕方だと。
by ssu-i
| 2010-04-06 16:03
| 派遣法Q&A